<こあら組>
2023年6月2日
① 色とりどりのビオラの花びらに幼虫がやって来る季節になりました。といっても、「幼虫がやって来る季節」を 知っているのは、1人の担任だけです。幼虫を見つけた担任は、飼育ケースの中に入れ、そっと保育室の机に置いておきました。
② 「これ、なに?」「動いているね。」など、子ども達は、幼虫をひたすら眺めていました。担任が手の平や腕に幼虫を載せると、自分の手の平や腕に「載せて。」と言う子どもが出てきました。
③ 幼虫がサナギになった日に、担任が、「幼虫さん、ねんねしているね。」と担任が言うと、「何で?」といった表情の子ども達。「もうすぐ、チョウチョさんになるよ。」と言うと、「ふぅーん。」といった表情を浮かべていました。(この先生、何を言っているのだろう?と思ったのかもしれません。)それからしばらくすると、幼虫は羽化しました。
④ ツマグロヒョウモンチョウの誕生です。
⑤ 保育室の中を元気に飛び回ったツマグロヒョウモンチョウは、外の世界に飛んでいきました。子ども達にとって、「初めて出会う幼虫との関わり」は、貴重な経験となりました。